合同修学

月日はあっという間に過ぎて、初めての学校行事が始まった。
合同修学――内容は極めて簡単な家庭科実習だ。
ただし三クラス合同でやるから、当然、家庭科室だけじゃ収まりきらない。
期間中は第一体育館と第二体育館の二つが、行事に割り当てられる。
一・三・五組が第一、ニ・四・六組が第二を使う。
他の授業は全部お休みで、夜は割り当てられた体育館に簡易テントを立てて寝泊まりする。
二年三年は普通に授業があるけれど、体育館に入ることは出来ない。
思っていたよりも、かなり大掛かりな行事だ。もちろん一年は期間中、学校の外に出られない。
学校内で擬似キャンプをやろうっていうんだ。むしろ外に出てしまったら、気分が削がれてしまう。
調理器具は学校にあるだけじゃ足りないから、当然それらも含めて各自の荷物は自然と多くなる。
ただ、そこらへんは生徒の推量にお任せな部分もあって、でっかいリュックを背負ってくる人や逆に鞄一つで身軽な人など、当日は様々だった。
僕は包丁と雑巾、それから歯ブラシなどの夜寝る際に使う道具と着替えを持ってきた。
残念ながら、おそろいパジャマの出番はない。体育館が違うんじゃ、パジャマパーティーも中止だろう。
三日目の夜には校庭で花火大会をやると担任からは訊かされている。
飲み物は校内にある自販機か購買で買えるが、その他にも先生が用意したアイスクーラーに無料の缶ジュースがある。
調理実習は昼と夜の二回。二日目と三日目には朝ご飯と称して、おにぎりが配られる。
この間の勉強も、やっちゃいけないわけではなく、暇な時間に自習してもいいし、体育館で運動するのもアリだ。
ただし調理実習以外にも掃除実習や裁縫実習があるから、ずっと自由な時間じゃない。
一応オリエンテーションみたいなものも、やると先生は言っていた。それも参加は任意。やりたい人だけが参加すればいい。
荷物は着替えだけで、かなりの重さだった。自習していいと言われても、勉強道具までは、とてもとても……
まずはスマホをつけてフリーWi-fiを確認がてら、僕は昨日の夜に探しておいた問題サイトを開いた。
よし、これで勉強はバッチリだ。自由時間は、ずっと勉強していよう。
この行事が終わったら、中間テストが控えているんだし。


この学校には二つの体育館がある。
僕ら六組が割り当てられた第二体育館は比較的近年に建てられたそうなんだけど、傷だらけの床や薄汚れた壁が先生の言葉を眉唾にさせる。
あからさまに焼け焦げた跡を壁に見つけた時には、ヤンキー高校の蔑称は伊達じゃないなと思ったぐらいだ。
すでに調理用の長机は用意されていて、あとは簡易洗い場の準備に忙しい先生をチラ見しながら、エプロンと三角巾を取り出した。
周りの子は友達同士で集まって、「や、初めての行事ドキドキする」だの「早く始まらないかなー!」と騒いでいる。
上を見ると、二階の渡り場にカメラが見える。あれで生徒が真面目にやっているかどうかをチェックするらしい。
「おっ見ろよ!カメラだ、カメラ」「ウェーイ」とか言って、カメラに向かってピースサインを突き出す男子達。
どの国にもいるよね、こういう子。お約束だなぁ。
不意にポン、と肩を叩かれて、僕は慌てて振り返った。
「よっ」と片手をあげて挨拶してきたのは五分刈りの、えーっと、確か四組の後藤くん、だっけ?
彼の後ろには友達らしき男子が二人ほどいて、どちらも好奇の目で僕を見ている。
「三日間よろしくな!帰国子女ヤマナシの腕前、じっくり見せてもらうぜ」
まるで十年来の親友の如し距離感で話しかけられて、僕は早くも心臓がバクバクしてしまった。
だって後藤くんとは屋上で出会った時以来、全然話していない。
休み時間は、いつも他の級友と一緒だし、昼休みに彼の姿を探しても見つからず、あの時あのグループと出会ったのは本当に偶然だったんだ。
後藤くんだけじゃない。林くんや木村さんにも特定の友達がいて、話すきっかけが掴めなかった。
小野山くんは大抵、他の子に呼び出されているかクラスに引っ込んでいるかの二択で、これまた話しかけづらかった。
坂下さんに至っては茶髪女子グループの一員だった。
そうでなくても一組はヤンキーな子が多くて、あの子らを呼び止めるのは無理、無理無理。
やはり、この行事がチャンスだ。ここで作れなかったら、学内の友達は諦めるしかない。
僕は「じ、自信はないけど頑張るよ」と無難な返事をして、後藤くんたちと一緒に長机の側で開始を待った。
待っている間、なんとなく気づいたことがある。
男子は男子、女子は女子同士で同じ場所に固まる傾向があるって点だ。
男女で仲良しグループを作っているのは、あまり見かけないし、日本の高校生はシャイなのかもしれない。
のそっと僕の隣へ誰かが近づいてきて、そちらを何気なく見てみたら、なんと小野山くんだった。
小野山くんが来た途端、まわりの空気が変わったように感じた。
それまで男子と女子は離れた位置に立つのが当たり前だったのに、小野山くんの立ち位置が決まった途端、彼の対面には女子がウジャウジャ集まってきたじゃないか!
それにしても――何故、僕の隣へ来たんだろう?
小野山くんだって同じクラスに親しい友達ぐらい居るだろうに。
近くに後藤くんがいるから、とも考えられるが、それだったら後藤くんの反対隣が空いているし、そちらへ立てばいい。
後藤くんは僕の対面に立って他の友達と話していたんだけど、小野山くんが来たら、こっちへ意識を向けてきた。
「よー、小野山!お前も帰国子女ヤマナシの腕前が気になるクチか」
え?
小野山くんを見やると、彼はコクリと頷き、ちらりと僕の顔を見つめ返す。
い、いや、そんな期待されても、普通の家事手伝い程度しか出来ないんだけど?
「えー、帰国子女?帰国子女って誰が?」と小野山くんの近くに陣取った女子にも飛び火して、頼みもしないのに後藤くんが僕を指さして「こいつだぜ、人呼んで帰国子女ヤマナシ!」と、生涯一度も呼ばれたことのない呼び名までつけてくれちゃって、顔から火が出る思いだ。
六組でスルーされた帰国子女の肩書きは、他クラスの子には衝撃と感銘を与えたようで、「えーすごい!どこの国!?どこから来たの!?」「何ヵ国語喋れるの!?」といった怒涛の質問が対面に並ぶ女子軍団から飛んできて、どう答えるべきか悩んでいる間に、ステージからも先生の『えー、全員静かに!』といった注意が聴こえてきた。
『これより合同修学を始めます。一日目の日程は、午前九時から正午十二時までが調理実習。一時間の休みを挟んで午後二時から四時までが裁縫実習、再び一時間の休憩のちに午後六時からは夜の調理実習が始まりますので、くれぐれも遅刻しないように!』
マイクの声は音割れしている上、少々ハウリングしていて耳に痛い。
しかも体育館は始終ざわめいていて、ちゃんと訊いている人のほうが少ないんじゃなかろうか。
尤も、今のは栞にも書いてある日程だ。聞き逃したとしても問題ない。
「今日の献立、昼は照焼チキンと野菜サラダ、夜はカレーライスとコーンスープだってー」
「えー、何それ。うちの小学校の給食のほうが豪華だったよ!」
キャアキャア騒ぎながら、手前の女子軍団が材料を取りに行く。
僕も材料を取りに行こうと踵を返したら、腕をツンツンされた。突いてきたのは隣に立つ男、小野山くんだ。
「え、と。何?」
ぎこちない笑顔で尋ねると、小野山くんはボソボソっと僕の耳元で囁いた。
「……照焼チキンとは、なんだ?」
「え?」
「だ、だから……そのっ……ど、どんな料理なんだっ」
最初は冗談で言っているのかと思ったけど、違った。
小野山くんは本気で知らないんだ。照焼チキンが、どういった料理なのか。
頬が心なしか紅潮しているし、視線は明後日に逃げている。恥じているんだ、自分の無知を。
学校の給食では出なかったメニューなのかな?まぁ、そういうこともあるよね、学校如何では。
「えっと、鶏肉を焼いた料理だね。皮がテリテリ光っているように見えるから、照り焼きって言うんだ。普通に焼いても皮は光らないけど、照り焼きの場合は焼いている途中で何度もタレをかけるから」と説明しているうちに、僕の側には例の女子軍団も集まってきて、熱心に聞き入っている。
あれれ?彼女たちは知っているはずだよね、照焼チキン。
小学校時代の給食と比べることが出来るぐらいだし。
「そっかー、なるほど、タレをかけるからテリテリになるんだー」
「油を多く入れてヒタヒタにするのかと思ったよね!」
いやいや。
いやいやいや。栞のレシピにも、ちゃんと書いてあるし。
見れば後藤くん達も僕の説明を聞いていたかして、何度も納得したように頷いている。
「なるほどなー。さすが帰国子女、チキン料理にも詳しいときたか!」
えっ、あれ……事前にレシピを見ているのって、もしや、この列では僕だけなのか?
「さてはインドか中国だな?留学先」とも訊かれたので「インドは行ったことないなぁ」と断っといて、小野山くんと共に材料置場へ向かう。
「えっと、まずは鶏肉を、と」
もも肉のパックを手に取り、肉の色を確かめる。
先生だって一番新鮮なのを選んだとは思うけど、一応ね。
それから秤で調味料の分量を量ろうとして、僕は考え込む。
作るのは自分の分だけ?それとも、後藤くんや女子軍団を含めた人数分?
自分の分だけ作ればいいようなことが栞に書いてあったけど、仲良しグループでまとめて人数分作ってもいいんだと担任が言っていた。
僕は、どうしよう?ちらりと小野山くんを見ると、材料置場の前で棒立ちだ。パックを手に取るすら、していない。
きっと、どれを選んだらいいのか判らないんだ。そりゃそうだよね、どんな出来上がりかも知らなかったんだし。
これは……チャンス?
「小野山くん、よかったら僕と一緒に作らないか?」
誘いをかけたら、大きく頷かれる。
「ありがとう、助かる」ともお礼を言われて、実に嬉しそうだ。ニコリとも笑わない真顔だけど。
同時に後方で露骨な舌打ちが聴こえたような気がして、そっと後ろを振り返ると、ヤンキー女子が憎々しげな目で僕を睨んでいた。
あっ、もしかして、彼女も小野山くんを誘いたかったのかな……悪いことしちゃったか。
だが僕が何か言い繕う前に、小野山くんは僕の耳元で囁いてくる。
「できれば包丁や秤の使い方も教えてくれると、ありがたい」
「い、いいけど」
なんだって小声、しかも耳元で喋るんだろ?体育館は騒がしいけど、声が届かない距離じゃない。
小野山くんは見た目と反して、ものすごくシャイなのかもしれないな……
気が変わらないうちに、とばかりに小野山くんは僕の手を引っ張って元の場所まで戻ってくる。
もちろんヤンキー女子は、ほったらかしだ。申し訳ないけど、彼が誘わない以上、かけられる言葉はない。
「それじゃ始めよう。まずは材料をレシピ通りの分量にして。肉を切るのは、どっちがやる?」
鶏肉を切るのは僕がやったほうが作業は早くなるだろうけど、行事として考えたら、小野山くんにやらせるべきだ。
それでも一応、やりたくない可能性を考えて選択肢を与えておく。
小野山くんが、じっと僕の包丁に視線を注いできたので、「うん、じゃあ鶏肉を切ってみて」と手渡した。
小さく息を呑み、一旦は包丁を構えた小野山くんが困ったように僕を見る。
あ、そうか。包丁の使い方も判らないんだったっけ。
日本の学校は小中で家庭科を学ぶはずだけど、道具の使い方が判らないってのはグループ実習のデメリットに巻き込まれたのかもしれない。
包丁や火を使う担当は賑やかな子に取られがちで、大人しい子は洗い物や片付けに回される。
だから包丁を使えるようになったのは大人になってからで、料理を作るのにも大変苦労した。
――といった誰かの愚痴を、以前インターネットで読んだことがある。
それを読んだ当時は日本の教育っておかしな部分で不公平なんだな程度にしか感じなかったんだけど、実習の障害を受けた人と実際に会ってみると気の毒になってくる。
家庭科で学ばなくても、家で使う機会はある。けど、それは両親が料理を作れる家庭に限った話だ。
以前、購買のパンを昼飯にしていた点からも、両親はご飯を作らないタイプと見ていい。
インターネットの誰かみたいに大人になってから苦労する前に、ここで学ばせてあげなきゃ。
「包丁ってのは力任せに切るんじゃないんだ。すっと動かして、すっと引く」
くちで言っても判らないだろうから、僕は小野山くんの手に自分の手を重ねて包丁を握り、鶏肉の上に当てる。
肉に刃の先端を潜り込ませた後は縦に包丁を動かした。
「ここに繊維があるの、判るかな?これを断ち切ると美味しくなるんだ」とは父の受け売りで、実際それほど味が変わるとは思わない。
けど、せっかくの調理実習なんだし、僕の知識は全部教えてやりたい。
誰かを相手に、こんな気持ちが芽生えたのは初めてだ。これまでの僕は、ずっと友達に教わる側だったから。
「野菜も力任せに切っちゃ駄目だよ、疲れるだけで切れないからね。すっ、すっ。軽く動かすだけでいいんだ」
手を放して、小野山くんが切るのを見守る。
最初は力が入っていたけれど、途中で僕のアドバイスを思い出したのか、ゆっくり包丁を動かして、あっと驚く。
やっぱり、ちょっとは疑っていたんだ。切れるかどうか。
まぁ、これは包丁を初めて使う人あるあるだから、僕も気を悪くしたりしないけど。
「そうそう、いい調子。その調子で鶏肉を一口で食べられる大きさに切ってごらん」
ニ度、三度。僕の教え通りに包丁を動かして、鶏肉を一口サイズに切り分けてゆく。
隣の列じゃ材料を用意しながら雑談に興じるなどしてザワザワしているのに、小野山くんは全くの無言。
真剣な眼差しで鶏肉を切り分けている。
「終わったら、次は調味料の分量だね。秤はスイッチを入れたら、ボウルを乗せて一旦リセット。ほら、数値がリセットされてゼロになったよね。これで調味料だけの重さを量れるようになるんだ」
「……何故だ?ボウルの重さは、どこへ消えたんだ」
秤をジロジロ眺めて、小野山くんは不思議そう。
どのお宅にでもあるような電子秤なんだけど、これも見たことないのか。
もしかして台所もないような家なのか?いやいや、まさかねぇ。
「えっと、それは後で説明するよ。今は調理に集中しよう」
ここでレシピを確認する。
「あ、今日は量るほどの分量でもなかったね。これが大さじ、で、こっちが小さじ」
二つを手渡して、小野山くんへ指示を出した。
「レシピ通りの分量を、この小皿に分けていってもらえるかな。大さじ2は、大さじ二杯って意味だよ」
そう言って踵を返した僕は、後藤くんと目があった。
エプロンはつけているものの、後藤くんときたら手元が全くのお留守だ。鶏肉も、まな板の上に置かれたまんま。
開始以降、何もしていない。そんなふうにも見える。
お隣の友達も似たような状態で、やはり僕を凝視している。驚いたことに、小野山くんの対面に立つ女子軍団もだった。
え?この子達、まさか全員、家庭科で洗い物ばかりしていたクチだったの?
「や、すげぇ。さすがヤマナシ、俺の見込んだ男だぜ!手際がハンパねぇ、それでいて先生より優しいときた」
目が合うなりベタ褒めされて、ハ?となる僕の肩に手を置き彼が言うには。
「一応レシピ読んだんだけどよー。肉は滑って上手く切れないし、なんかゴロンゴロンするしで、やる前に終わったわーって思ってたらよ、お前が料理教室始めたじゃん?いや〜、がっつり見入っちまった。さすが帰国子女、教え方が上手いよな!」
感心しているとこ悪いけど、帰国子女は全然関係ないんじゃないかな……
小野山くんが真面目に聞いてくれるから、ついつい興が乗ってしまっただけで。
そう、小野山くんは片栗粉や醤油を慎重な手つきで小皿に分けた後は、僕の指示を待っている。
彼だって栞を持っているんだから勝手に進めたっていいのに、従順な忠犬の如し待機だ。
僕が後藤くんと喋っていても、早くと急かしたりしない。
こういうところが友達の多さの秘訣なのかな?
「えぇっと……皆も一緒にやろうよ。早くやらないと時間がなくなっちゃうよ」
僕が誘いをかけた途端、後藤くん達は「やったー!」と両手喝采の大喜び。
そんなに喜ばれると、だんだん恥ずかしくなってくる。
隣の列からも視線を感じるし、先生もこちらを見ているような気がして、またしても僕は頬が熱くなった。
片栗粉を肉にまぶすだけでも後藤くんは逐一「帰国子女の手際は違うぜ!」とか何とか褒め称えてくるもんだから、やりにくくて仕方ない。
まさか調理実習で、帰国子女を理由に褒めちぎられる日が来るとは思わなかった。
面白いけど、ちょっぴり困った子でもあるなぁ、後藤くん……
なお、対面の女子軍団が凝視していたのは僕ではなく、小野山くんの一挙一動だった。
フライパンで鶏肉をあげる小野山くんを見ては「いっくんカッコイイ」と呟き、油が跳ねてアチッ!と身をすくめる仕草も、彼女たちにしてみたら「いっくん可愛い〜」と喜ぶ対象みたいだ。
もちろん手は動かしていない。後藤くん達もだ。いや、僕もだ。
小野山くんに全部任せっぱなしになっていると気づき、僕は慌てて野菜を刻む。
うっかり何もしていない様子が例のカメラに映っていようものなら、先生に怠け者の烙印を押されてしまう。
キビキビ動く僕に釣られたのか、女の子達は皿を並べ、後藤くんも箸を机に並べてみたりする。
今日の昼飯は、百パーセント小野山くんの手作りだ。
調子に乗っちゃって悪いなぁと思いつつも、僕の脳裏に浮かぶのは出来上がった瞬間に彼が浮かべた笑顔ばかり。
着席して照焼チキンを食べる間も小野山くんにボソボソッと「次の裁縫実習も、よかったら一緒に」と誘われて、僕の心臓はドキンと跳ね上がる。
あれ?
あれれれ?
跳ね上がったばかりか、ドキドキと早まっていく鼓動に僕は自分でも首を傾げる。
ど、どうしちゃったんだろう、僕の心臓。
今まで、どんなに可愛い子に誘われたって、こんなふうに胸がときめいたりしなかったのに。
って、ときめくだって?相手は男子だぞ?
しかも中性的でも何でもない、どこからどう見ても男にしか見えない男子だぞ。
一体、僕はどうしちゃったんだ……?

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