World Pliz
ワールドプリズ
平坦なる異世界・ワールドプリズ。
そこの住民は、様々な世界から文化を集めて暮らしている。
近年は、レイザース王国の手によって世界が統一されつつある。
世界は丸くなく、四角い海の上に陸地が浮かんでいる。
海の終わりは見えない壁に遮られていて、それ以上、先に進むことができない。
この世界には宇宙船という文明も無い。
ワールドプリズの遥か上空には、何者も住むことができぬ無の空間が広がっている。
古くは小さな国家や村が点在する世界だったが、レイザース王国の侵攻が始まると、瞬く間に弱い国々が制圧される。
現在では北国メイツラグと亜人の島を残し、他は全てレイザースに占領されている状態。
単位
お金の単位:G(ゴールド)
紙幣と硬貨の二種類が流通。
年号
WP。
ワールドプリズ歴〇〇年というカウント方式。
(人類が誕生して以降の年号であり、亜人のみが住んでいた時代は含まれていない)
月の数え方
春「蒼の月」
夏「愁の月」
秋「朧の月」
冬「霜の月」
一ヶ月の日数は30日。
その他は、現代地球と同じ。
お祭り
霜の月 新年会
霜の月 メイツラグ建国祭
蒼の月 フェイニーフェスタ
愁の月 ファーレン建国祭
朧の月 闘技祭
朧の月 レイザース建国祭
霜の月 年締め
この世界の住民は、祭りがあまり好きではないのかイベントは非常に少ない。
その代わり、各国による建国祭は毎年盛大におこなわれている。
有名な国の建国祭になると、他国からも人が集まってくるようだ。
技術
いにしえの時代には異世界との交流が盛んにおこなわれ、別世界の技術や芸術を多く取り込んできた。しかし、とある世界との衝突を境に、現在では自由に異世界への門を開くことを禁じている。開くには国の許可が必要。
世界の80%が海であるワールドプリズでは、海の勢力が一番ちからを持っている。船は大きく分けて、「カリヴァーン」製・「ハマナナ」製・「デルラック」製の三つに分類される。それぞれの名前の由来は、開発した会社の名前。カリヴァーン&デルラックはレイザースに本社を持ち、機械船の製造を行っている。ハマナナは最早、唯一とも呼べる木造船の製造会社。機械船は全てを機械管理化しており、船の進路変更や攻撃目標設定をタッチパネルで操作する。対して、木造船は昔ながらのALL手動。オールでの手こぎ、または帆を張って移動する。レイザースの技術が普及した現在は、ほとんどの都市にレイザース製の機械船が配置されている。ただしレイザース支配の及ばないメイツラグや群雄諸島の海賊などは、未だに木造船を使用。
ワールドプリズに空軍は存在しない。異世界から入手した飛行機技術は、ワールドプリズでは流行らなかったようだ。
機械技術の多くは異世界より取り寄せたものだが、ワールドプリズ独自の技術は、剣術と魔術が取り上げられる。といっても、取り立てて書くほど目立った特徴はない。剣術は剣を持つ者の基本武術、魔術は魔法を学ぶ職業の基本として、それぞれに学ぶ為の学校が用意されている。
武器技術は発達しているが、通信技術は意外と低い。未だ主流は本媒体。通信は通信機(電話)に留まる程度。ただし魔法と組み合わせた機械の性能は優秀で、相手の生体反応を感知する通信機も開発されている。
傭兵が使う道具
全てレイザース製品。チームを組んで戦うタイプの傭兵御用達。
ハンドガン:チームを組む傭兵なら必ず所持していると言っても過言ではない、お手軽な短銃。
ライフル:スナイパー御用達の銃。遠くの対象を狙い撃つ。
通信機:連絡を取り合う為には必須の道具。個人単位で回線コードを取得している。
モグラ:地面を掘り進んでいく、ホーミング式地雷。
スパイダー:目標に向けて発射すると、捕獲網が飛び出す仕掛け。
宗教
細々とした宗派が存在するが、各地に教会を持っているのはレスター教のみ。レスター教の総本山はレイザース王国にある。他に目立った宗教と言えばブラックドラゴンを崇拝するブレイム教ぐらいだが、一般には邪教とされて忌み嫌われている。
種族
地球人と非常に似通った外見を持つ種族が大半を占めている。人のかたちを取っているところから、彼らは『人間』と呼ばれている。それ以外のものは『亜人』と呼ばれ、姿形も耳が4つあったり尻尾が生えていたりと様々だ。他には『モンスター』と呼ばれる種族が生息。モンスター達は亜人とも人間ともコミュニケーションの取れない者ばかりで、その多くが孤立している。
国家
レイザース王国
ワールドプリズで最大の領地を誇る軍事大国。機械文化に最も優れ、異世界の文化も積極的に取り入れている。異世界情報機関誌を毎月1回発行しているのも、この国の研究者達。
レイザース(レイザース首都)
現在ワールドプリズの中で、最も大きな領土を誇る軍事国家がレイザース王国である。
初代国王アルツガイファー=グランド=レイザースが軍事力で近辺の国を制圧しまくり、今の形が出来た。
レイザースでは、魔法や『異世界』についての研究が、活発に行われている。
ワールドプリズで広く愛用されている武器の殆どが、レイザースの発明品。
クレイダムクレイゾン
首都から見て北西に位置する中規模の街。特産物はワイン。街並みは全て赤い色で統一されている。
ジャネス
クレイダムクレイゾンよりも、さらに北西に位置する村。
この村に住む者達は袴羽織と呼ばれるものや着物と呼ばれる衣類を身につけ、明らかにワールドプリズの文化ではない、異世界の文化を親から子へと引き継いでいる。
カンサー
ジャネスの隣に位置する村。住民は色鮮やかな官位服に身を包み、素手で魔物を倒す武術を会得している。
シュロトハイナム
首都から見て東に位置する村。これといって特徴もない田舎。
クラウツハーケン
首都に隣接する街。ハンター達が集結している。
ファーレン
南方に浮かぶ島国。年々不況に落ち込んでいたところをレイザースの侵攻にあい、全く抵抗できないまま支配下に置かれた。特産物は魚と果物。
ダレーシア
群雄諸島のうちの小さな島。住民は皆色黒で、髪の毛はくすんだ灰色か銀髪。
メイツラグ
北に浮かぶ島国。文化は遅れている。貧しい土地ゆえに、海賊行為(バイキング)が国家公認。
亜人の島
北東に浮かぶ島。精霊の島、竜の島などとも呼ばれる。人間によく似た種族・亜人と、モンスター達が住む。どの国の領土でもなく、レイザース軍ですらも奥へ立ち入らない。
職業
職業:軍人
国王直属の兵士達を一般に軍人と呼ぶ。
どの軍も入り立ての階級は雑兵(ぞうひょう)で、仕事も雑用ばかりをやらされる。いわゆる下積み期間。
軍隊は、レイザースやファーレンでは最も人気の高い職業である。
給料は国から支払われ、60歳で現役引退するまで、安定した生活が保障される。
階級:雑兵→伍長→軍曹→曹長→少尉→中尉→大尉→少佐→中佐→大佐
陸軍
レイザースのみに存在する軍。白騎士団と黒騎士団の二部隊に分けられる。
陸軍への入隊は、毎年の選考武術会で優秀な成績を収めた者だけが入隊許可証を得ることができる。
海軍よりは、やや門が広いものの、誰でも入れるというわけではない。
隣国や国民との摩擦を解消するのが大きな役割。
国に逆らう暴徒の鎮圧や、陸続きの他国を攻めるために存在する。
海軍
どの国でも非常に重要視されている。
海軍へ入隊するには、まず海洋兵士スクールに入学し、一定の期間学んだ後、卒業試験に合格しなければならない。
合格率は非常に低く、卒業生比率で1/10といった最難関。海軍の仕事は大きく分けて、三つある。
一つは海に住むモンスターの駆逐。もう一つは海を荒らす海賊達の討伐。そして最後の一つが国の防衛。
空軍
亜人の島のみに存在する。ただし亜人の島の空軍は、正確には軍ではない。
職業:ハンター
一般に狩りをする人達を、そう呼ぶ。狩りの目標となるのは、それぞれに違い、報酬は依頼人から支払われる。
報酬は成功した時のみに払われる為、個人の力量が問われる職業。
ハンター達は個人運営している者もいれば、集団でギルドを作り共同運営している者達もいる。
いわゆる自営業、依頼主が来ないと経営の危機を迎えるため、安定した職業とは言えない。
バウンティハンター(賞金稼ぎ)
賞金首を狩るハンター。目標となるのは罪を犯し、賞金をかけられた人間。
本来、殺人は犯罪だが、賞金稼ぎだけは罪人を殺しても罪に問われない。
トレジャーハンター(遺跡荒らし)
古代の遺跡を探検し、研究の手がかりになりそうな物を取ってくるのが主な仕事内容。
依頼主は大抵が学者。トレジャーハンターは遺跡に入る為の許可証がなくても遺跡に入れるが、遺跡を破壊すると、一般人と同じように罪に問われる。
モンスターハンター(魔物狩り)
モンスターを狩るハンター。標的となるのは、村や町に被害を及ぼす凶悪なモンスターだけ。
罪なき無害なモンスターを狩っても報酬は出ない。
保護ハンター
ハンターの多いレイザースでも滅多に見かけないハンター。
一応ハンターと名乗ってはいるが、絶滅寸前の動物やモンスターを捕獲し、然るべき保護区域に移すのが主な仕事。
何らかのツテやコネを持たない場合はボランティア扱いに近く、殆ど儲からないといってよい。
職業:傭兵
国に縛られず、雇い主を自由に選べる兵士達。
ハンターと似ているが、ハンターとの大きな違いは、彼らの敵が常に人間に絞られているところ。
死と隣り合わせの危険な任務が多いが、傭兵になりたがる者は、あえてそれを望む。
単独で戦いたがる剣士タイプと、チームを組んで連携で戦うタイプの二種類に分けられる。
功績=高い階級ゆえに、傭兵家業としての年月が浅い者でも、いきなり軍曹の階級を取ることが許される。
ただし少尉以降は、一度でも部隊長を務めたことがある者のみに許される階級。
階級:一等兵→兵長→伍長→軍曹→少尉→中尉→大尉→少佐→中佐→大佐
職業:神職
教会にて、万人に神の教えを説くという職業。呼び方の違いは、宗派の違い。
神の使いとなるために必要な資格などは一切なく、神を信じる心さえあれば充分。
貧しく慎ましい生活を余儀なくされるため、自ら進んで司祭になろうという者は限りなく少ない。
司祭
レスター教を信仰する者。レスター教はワールドプリズ内、主にレイザースの中で一番知名度の高い神様である。
世界の平和、及び人類の繁栄を願って祈りを捧げる。
宣教師
ウルスタッド教を信仰する者。ウルスタッド教はファーレンなどの漁業国家で信仰されている。
海の平穏と漁業の無事に祈りを捧げる。
牧師
マイア教を信仰する者。マイアとは、メイツラグで祀られている神様の名前である。
戦いに挑むバイキングが、勝利と富を願って祈りを捧げる。
暗黒司祭
邪神を崇めるブレイム狂の信者。その数は少なく、謎に包まれている。
職業:暗殺者
盗みや殺人を請け負う職業。彼らはギルドをつくり、常に集団で行動する。
もちろん国の非公認なので、公に知られたら賞金首にされるし、ハンターに殺されても文句は言えない。
その他の職業
これらの他に商業人や、スクール・アカデミーの講師など教育者の道もある。
資格:専攻
専攻は職業に就く上で、必要となる資格技術。覚えていればいるほど冒険や依頼で活躍できる。
大半が、スクールで取得可能。
剣士
軍人や傭兵に好かれている専攻。
剣士育成所にて、剣の使い方や剣を使った戦い方を学ぶことが出来る。
騎士
軍人専用の専攻。
馬の乗り方、槍の使い方、盾を使った戦い方などを王宮で教わる。
竜騎士
竜を駆り、竜と共に戦う術を身につけた騎士。
この専攻を取得する為には亜人の島で五十年近く、修行しなければいけない。
格闘家
カンサー、或いは海兵スクールでおこなわれる試験を受けた者が身につけられる専攻。
素手で武器や銃器を相手に戦う方法を、実戦形式で教えられる。
僧侶
回復魔法や保護魔法を使える専攻。取得するには教会への弟子入り必須。
魔術師
攻撃魔法や援護魔法を使える専攻。取得するには、高名な魔術師への弟子入り必須。
威力が絶大なせいか、複数名の魔術師へ弟子入りすることを、ほとんどの国が法律で禁じている。
精霊使い
召還魔法を使える専攻。だが過去に起きた戦乱のせいで、この魔法を伝える精霊使いが殆どいなくなってしまったため、現在は取得することは不可能とされている。
呪術師
呪い魔法を使える専攻。効果が判りづらい&陰険なイメージなどから、あまり人気がない……
取得条件は他の魔術系と同じように、高名な術師への弟子入りを必要とする。
弓師
力なき者でも戦える、という理由から女子供に人気のある専攻。
弓師育成所にて、弓を使った戦い方、森での戦い方や生活の仕方などを教わる。
銃士
弓の代わりに銃で戦う弓師。弓師のパワーアップバージョンだと思えばよい。
なお、先に弓師の専攻を終わらせていないと、銃の利用許可証が貰えない。
盗賊
暗殺者と何らかの繋がりがある者だけが、この専攻を身につけられる。
鞭や短剣、投げナイフなどの武器の扱い方、鍵開けなど基本的な事をギルドで教わる。
忍者
ジャネスで数人目撃されている。とても身軽で武術・剣術に秀でた専攻らしいが……
彼らは「忍術」と称する、おかしな技も使いこなすようだ。
武士
ジャネスで働く者達の基本専攻。ジャネス版剣士とでも呼ぶべきか。
そりの入った不思議な形の剣を愛用している。二刀流で戦う者も多いようだ。
専門用語
「門」
異世界とワールドプリズを繋ぐ出入り口。
自然発生するものと、人工的にこじ開けられたものの二種類があると確認されている。
「魔砲」&「魔弾」
レイザースの機械工学会社が開発した武器。
砲弾に魔法の効力を詰めたもの。通常の砲弾よりも威力が高く、その分、値段も破格。
ちなみに魔砲は船用、魔弾は銃用。魔弾は、魔銃と呼ばれることもある。
「スクール」と「アカデミー」
アカデミーは原則、誰でも通うことのできる学校を指している。
スクールはアカデミーを卒業したものが、特定の職業を目指す際に通う学校。
どちらも義務ではなく、双方通っていない大人も多い。
「バイキング」と「パイレーツ」
パイレーツは商船を襲う海賊、バイキングはメイツラグ限定の海賊を指している。
どちらも目的は金品強奪にあるが、パイレーツが単体の船で動くのに対し、バイキングは船隊を組むのが基本行動。
また、バイキングの行動範囲は制限されており、メイツラグ領土の海に限られている。
「レイザース陸軍」と「レイザース騎士団」
どちらも同じ団体。つまり陸軍であり、騎士団でもある。
一応レイザース陸軍が正式名称だが、民間人からは騎士団と呼ばれる事のほうが多い。
騎士の補助として魔術師と僧侶も配属されている。
隊員は貴族出身が多く、平民に対して露骨な差別意識を見せる者も少なくない。
また、多くの隊員が傭兵やハンターを「金で動く野良犬」などと見下しており、彼らとの折り合いは悪い。
「グラビトン大砲」
グラビトンガン、とも呼ばれるレイザース王国の最終兵器。
原理は魔砲と同様で、空間をねじ曲げる魔法を詰めた砲弾を地上で発射する。
ワールドプリズを舞台にした物語
【完結】「BLACK NIGHT」 黒騎士団の記録
【完結】「Limit Thrust」 異世界人がトリップしてきた話
【完結】「南国パイレ~ツ」 海賊vs海上警備隊
【完結】「北海バイキング」 海賊vs海軍
【完結】「HANDxHAND GLORY's」 ハンターの記録
【完結】「Infallible Scope」 傭兵の記録
【完結】「Beyond The Sky」 亜人が空軍を結成
- WP335
- ジロがドンゴロと初めて出会い、亜人の島へ潜入
「HANDxHAND GLORY's」
- WP335
- レイザース城へジェスターが怪物を伴って侵攻
「BLACK NIGHT」「白騎士団の憂鬱」
- WP335
- ファーレンがレイザースに占領される
「南国パイレ~ツ」
- WP335
- メイツラグでバイキングからの逆賊発生
「北海バイキング」
- WP336
- ファーストエンド民がやってきて魔族と戦う
「Limit Thrust」
- WP336
- サイサンダラ民がやってきて宗教集団を撲滅
「第九小隊☆交換日誌」
- WP337
- 亜人の島に魔族が出現
「Infallible Scope」
- WP337
- 世界の壊滅と復興
「Beyond The Sky」